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終末のワルキューレ

【終末のワルキューレ59話ネタバレ】呪われし王子だった始皇帝

【終末のワルキューレ59話ネタバレ】呪われし王子だった始皇帝
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2022年2月25日(金)発売号の月刊コミックゼノン掲載の「終末のワルキューレ」本誌59話のネタバレ最新確定速報をお届けします。

終末のワルキューレ前話58話では、始皇帝が新たな技”蚩尤弩式 波流亀”を使います。

それは目に星を宿すことでハデスの気の流れの要”星”を読む技で、始皇帝は星に息を吹きかけることでハデスの気を乱して攻撃を止めました。

始皇帝はさらに”蚩尤矛式 泰山龍爪”という技を発動し、ハデスの玉体、腹を深くえぐりました。

これにはモニターで観ていた佐々木小次郎や近藤勇、沖田総司の血が沸き立ちます。

しかし、何故か始皇帝にもハデスと同じ傷が出現。

始皇帝は目を元に戻し、だからこれを使うのは嫌なのだと言いつつ、笑いました。

痛みを超えて微笑む漢…その意味とは?

今回は「【終末のワルキューレ59話ネタバレ】呪われし王子だった始皇帝」と題してお届けします。

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終末のワルキューレ59話ネタバレ考察

今後の終末のワルキューレはどうなっていくのでしょうか。

考えられる展開を紹介していきます。

終末のワルキューレ最新話58話のネタバレがありますのでご注意ください。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ考察|始皇帝が笑う理由

始皇帝が波流亀の反動でハデスと同じ痛みを受けて苦しみ、それから笑いました。

笑みの理由が気になりますよね。

まさかのドMとも思えませんので、他の理由があるのではないでしょうか。

考えられる理由は次のとおり。

  1. これくらいの痛みには慣れっこだから
  2. 痛みよりもハデス追い詰める楽しさが勝ったから
  3. ハデスにもこの痛みがいっていると思ったから
  4. 同じ痛みを受けているはずのハデスが冷静で滑稽に思えた
  5. 痛みだけでなく別の何かも分かったから

あの笑みが始皇帝の底知れなさを演出するものならば解説は入らないでしょうけれど、明確な理由があれば後々明らかになるはずです。

例えば1や2なら始皇帝の壮絶な過去に繋がっていくのかもしれません。

5なら波流亀を使うことで気の要だけでなく、感情やHPみたいなものが分かるという展開に繋がるのではないでしょうか。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ考察|始皇帝は普通の人間ではない?

始皇帝が使った技「蚩尤」のことが描かれました。

蚩尤とは魔神・蚩尤と闘う中で生み出した「究極の武術」とのこと。

その戦いの名前が「封禅の儀」なので、字面から察するに勝利した始皇帝が蚩尤を取り込んだという可能性もなくはないのかも。

それにしてもまさか生前に神と戦った経験があるとは…さすが始皇帝。

魔神の蚩尤は人よりも何倍も巨大なのに素早く、腕が多かったり角があったりと人間とは体の構造も異なっていました。

その蚩尤と渡り合うには蚩尤の力を利用したり、様々な試行錯誤を重ねたりする必要があったのでしょう。

また蚩尤との戦いは6日間にも及んでいます。

スタミナもとんでもないです。

本当に普通の人間ではなく半神という可能性もあるのではないでしょうか。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ考察|自由な始皇帝の扱い方

終末のワルキューレ56話では、引き続き自由な始皇帝が描かれました。

ただヘルメスから蜂蜜水をもらうとヘルメスの名前を尋ねていたので、ご機嫌を取ることで多少の融通を利かせる、相手に興味を持つという面はあるのかもしれません。

また、怒っていたアルヴィトをお姫様だっこと微笑でときめかせていました。

人たらしなところもあるようです。

生前もこんな感じで人を振り回しつつも惹きつけていたのでしょう。

ただハデスが神話上で愛妻家エピソードが豊富なのに対し、始皇帝には正妻がいなかったようです。

テンションだけでなく、愛に対する考え方も対照的なのかもしれません。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ考察|史実から考える本作の始皇帝像

始皇帝は本編の振る舞いを見る限り「THE・皇帝」。

終始口元には笑み、態度としては皇帝だから敬われるのも跪かれるのも当然、立ちはだかる者なんてありえないという感じでした。

史実を見ても性格は荒く、目的のためには手段を選ばない、処刑好きと解釈している人が多く感じました。

また少年時代から死と隣り合わせ、中国の天下統一後には国内を整えるため尽力したものの、何度も暗殺されかけ、最期も毒殺されたという波乱万丈の生涯を送ったようです。

危険から身を守るためには鉄壁のメンタルが必要だったのかもしれません。

もしくは最初から選ばれし者だと自覚していて、だからこそ試練が多いのだという境地に達していたのかも…?

今後はハデスとの闘いで、クレイジーな名言や行動が飛び出しそうな予感がします。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ考察|感想や予想ツイート

以下が終末のワルキューレ58話を読んでの感想や今後の予想、考察ツイートの一部です。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ

終末のワルキューレ59話の内容がわかりましたので、文字のみでお届けします。

ここからネタバレを含みますので注意してください。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|生前の始皇帝

終末のワルキューレ59話のタイトルは「最高の王」。

しかし生前の幼き頃の始皇帝は「最も呪われた王子」でした。

きっかけは紀元前260年、長平の戦いで秦の将軍白起は、捕虜45万人を生き埋めにしたことです。

その翌年、趙の人質だった秦の王族「子楚」が趙の舞姫に手を出して一人の子が生まれます。

それが後の始皇帝「嬴政(えんせい)」でした。

ただ257年に嬴政の父は秦に帰ってしまい、母の趙姫も育児を放棄、秦の昭襄王も嬴政に構わず趙に侵攻します。

つまり嬴政は両親と国から棄てられたのでした。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|7歳の嬴政

5年後の紀元前252年、嬴政は都中から憎まれていました。

人質として住まわされている趙の屋敷は荒廃し、壁には「呪」や「憎」、「死」といった落書きだらけ。

屋敷の護衛すら嬴政に悪態をつきます。

買い出しから帰ってきた嬴政は慣れているため、いつも通りこびへつらうような作り笑いをして護衛のお礼を言って門をくぐりました。

しかし、この日はいつもと違って一人の女性が屋敷の庭にいました。

風車(かざぐるま)を持った額に傷のある若い女性。

女性は「春燕(しゅんえん)」と名乗り、新しい住み込みの世話役で護衛だと言い、嬴政のことを煮て焼いて食おうが自分の自由だとニヤリ。

嬴政はびくっとしますがすぐに作り笑いをし、水でも飲むかとへつらいます。

春燕は7つの子供なんてすぐ泣いたり怒ったりする、嬴政のようなのは気味が悪いと言います。

すると嬴政が拳を握りしめてぎこちなく暴れたので春燕はもういいと止め、二人で掃除をしようと誘います。

こうして二人の同居生活が始まりました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|市場にて

ある日、二人は市場に出かけます。

嬴政が食べたそうにしている饅頭を春燕が買ってあげようとします。

しかし店の人は嬴政の顔を見るなり舌打ち、饅頭を地面にわざと落としました。

春燕は店の人に殴りかかろうとしますが、嬴政は饅頭の土を払って店主にお礼し、食べておいしいと言いました。

そこで嬴政を見つけた他の人々が家族を殺された恨みをぶつけます。

嬴政は作り笑いで耐えました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|嬴政の罰

その晩、春燕は嬴政の体の異変に気づきます。

着物の下に大量の傷があったのです。

誰かにやられたのかと聞かれた嬴政は首を振り、いつからかケガしている人や憎しみを向けられると身体に傷が浮かぶようになったと答えました。

それは「ミラータッチ共感覚」。

人が感じたことを、視覚を通じて自らも体感してしまうことを呼ぶ神経学用語です。

人によって千差万別なその症状。

嬴政の場合は目にした人の傷が自らの痛みとなり、向けられた憎悪もまた痛みになりました。

嬴政は春燕にすぐおさまると言いかけて倒れかけます。

春燕はやせ我慢するなと言いますが、嬴政はこれは罰なのだと返します。

つづけていつかは許されるかと尋ねて笑いました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|嬴政の本当の気持ち

春燕は嬴政を抱きしめます。

親が悪魔でも子に罪はない、嬴政は悪くない、痛みが分かる嬴政は優しい人間、傷はその証だと言って涙を流します。

嬴政の顔から作り笑いが消えました。

そして生きたいように生きてと言われると、涙が溢れ、ほどなくして号泣へと変わります。

それからこれまでため込んでいたことを叫びました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|嬴政と春燕の幸福な暮らし

翌朝、目覚めた嬴政に春燕が手拭いを渡します。

目を覆えば痛みが少しはなくなるかもしれないと照れ臭そうに言います。

嬴政はそれが春燕の手作りだと知ってさらに嬉しくなり、すぐに着けます。

そして「好(ハオ)ッ!!」と心からの笑顔で言いました。

春燕はその言葉が大好きだと返します。

そのときから春燕は嬴政にとって、唯一一緒にいても痛みを感じない存在となりました。

二人で壁の落書きを消し、戦いを教わり、饅頭屋にカエルのイタズラを仕掛けたりと楽しい日々を過ごしました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|幸せの終わり

二人の幸せな暮らしはその2年後、嬴政の父・子楚が秦王に即位したことで終わります。

嬴政は王太子として秦へ帰国することになり、春燕は国境まで送ることとなります。

そこで突如襲撃に遭います。

無数の矢が馬車を襲い、恐ろしい形相の騎馬隊が嬴政と春燕の前に立ちはだかりました。

嬴政が人質ではなくなったので恨みを晴らそうとしている趙の人たちでした。

嬴政は春燕の前に立って戦おうとしますが春燕が襲撃者たちを瞬く間に倒していきます。

ただ数が多く、春燕はついに負傷。

それでも春燕はこらえ、襲撃者を全滅させてから倒れました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|春燕との別れ

今際の際の春燕は、嬴政の膝の上で隠していたことがあると言います。

自分には昔子供がいた、嬴政と同じ年になるはずだった子で名は「春鷗」、その子は長平で生き埋めにされたのだと打ち明けます。

だから初めは秦を恨んでいたし、嬴政が気に食わない奴だったら恨みをぶつけようという気持ちで世話役になった、でもいつのまにかどうでもよくなったと言います。

そして人の痛みが分かる子が王になったら世の中は変わるかもしれない、最高の王になれ、泣きたいときは泣けと言います。

意識が混濁した春燕は、嬴政が春鷗に見えてきました。

だから嬴政は母と呼び、春燕は「好…」と笑って息を引き取りました。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|始皇帝に至る道

紀元前247年7月6日。

子楚の死によって嬴政はわずか12歳で秦王となることに。

秦の首都である咸陽で嬴政は、春燕が作ってくれた手ぬぐいを手に、春燕に語りかけます。

「朕」の歩む道を見ていてくれと。

それから25年後、嬴政は史上初の中華を統べる王「始皇帝」となったのでした。

 

終末のワルキューレ59話ネタバレ|最高の王の条件

そして今、ラグナログ第7戦。

ハデスは始皇帝が他人の痛みを感じることができると知り、「不自由な体質」と評します。

すると始皇帝は人の痛みが分かることこそ最高の王なのだとし、構えました。

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終末のワルキューレ59話ネタバレまとめ

終末のワルキューレ前話58話では、始皇帝の反撃と新たな技が明かされました。

始皇帝は気の流れの要”星”を見ることができるものの、相手のダメージと同じダメージを負ってしまうことが判明。

このままでは共倒れ…しかし始皇帝の顔には笑みがありました。

最新話速報として終末のワルキューレ59話のネタバレを紹介してきました。

終末のワルキューレ59話では始皇帝の生い立ちが判明。

憎しみを一身に受けていた嬴政を救った春燕という存在と王へ至るきっかけがわかりました。

痛みの分かる始皇帝は、最高の王としてハデスにどう立ち向かうのでしょうか。

終末のワルキューレのつづきが気になりますね。

以上「【終末のワルキューレ59話ネタバレ】呪われし王子だった始皇帝」と題してお届けしました。

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